白い巨塔(田宮二郎版その3)
続編部分(21~31話)を見終えた。伏線を丁寧に描いているが、少々冗長なストリー展開が続く。裁判の最終段階で財前が柳原を敵に回すような発言をきっかけに、2審で財前の敗訴が確定する。同時に財前は胃がんを発症し最終結末へと進む。
社会派の小説家としては医学界の問題を社会へ提起し、あとは読者(社会)で考えて欲しとの意図だったが、やむを得ず書いた続編を勧善懲悪の小説にせず、読者を少しはスッキリさせるには、財前を癌で死なせるしか書きようがなかったのだろう。
財前の癌発症後の脚本は、岡田版の方が丁寧に描かれていたように思えた。さて、唐沢版も見てみようか。
