江の島道(その5)

片瀬小学校を過ぎるとすぐに泉蔵寺にでるが、その角に、本日5基目の江の島弁財天道標がある。整備された日にちについの記載はないが「江の島道の整備事業」の一環で、かなり早い時期に整備されたのであろう。

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江の島道標の隣に泉蔵寺への参道があり、入口左側に6体の庚申塔と1体の馬頭観音が祀られているが、今回は見逃したようだ。泉蔵寺は鎌倉時代初期の建立と伝えられているが、江戸時代の火災によって詳しい文献は焼失。享和年間(1801~1804)法印隆誉が再建した。本堂前には、四国八十八ヶ所霊 場の砂を埋めた霊場があり、修行弘法大師像が中央に置かれている。本堂には、一遍上人ゆかりの片瀬浜地蔵堂の本尊だった地蔵菩薩像が祀られている。
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門をくぐると正面に本堂、左側に鉄筋コンクリートつくりの大師堂がある。
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弘法大師像
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代々、多くの太子像が寄進され祀られている
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太子堂の奥には斜面一杯に広がって墓地が建てられている。地元の人々にとって大事な信仰に場所なのだろう。
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江の島道をさらに進むと左側に木組みの基礎の上に立つ住宅が気になった。まるで清水寺の舞台みたい!でも、地震があったら真っ先に崩落しそうだ。
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道が山沿いにS字にカーブした先に、諏訪神社の山車小屋が建っています。その傍らに隠れる様にして、庚申塔が1体安置されている。山車小屋に書かれた東り町、下の谷の諏訪神社出御祭の様子がyoutubuにあったのでリンクを貼っておく。
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その山車小屋のすぐ先に、上諏訪神社の鳥居が立っており、急な石段を上がった所に拝殿が鎮座しています。標高差は10m程ですが、拝殿の前からは江の島や烏帽子岩を一望に出来ます。諏訪神社(上社)奈良時代,信濃国の諏訪大社から上社・下社揃って分霊された日本最古のものと言われています。
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急な階段を上れない人はここから拝む
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ほんとに急な階段
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左に江の島を望む
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拝殿
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