病気の記録:2回目の救命・救急センター
2月8日(月)
強い痛みは出ず大きな変化なし。夜、風呂に入る。
2月9日(火)
少し痛みと吐き気があり、寝たり起きたりを繰り返す。
夕食は鍋(豆腐、野菜)を恐る恐る食べる。
症状は改善しないので、ストレスからくる自律神経失調症か?
などと思いめぐらす。
2月10日(水)
起床時には特に痛みなし。パン(ハムチーズサンド)を食べるが、
その後少しづつ痛みがでる。トンプクを飲むも治まらず。昼食抜く。
このまま我慢するのは無理と思い始めた。
15:15 かかりつけの医者(胃腸科)へ。これまでの経過報告を
すると直ちに超音波検査し、「胆嚢炎だな!」と診断。藤沢市民病院
の救急センターへ紹介状を書いてくれた。そのまま市民病院へ向かう。
16:50救命救急センター着。
1時間ほどの順番待ち。途中、救急車でスポーツ少年が運び込まれる。
救急車搬送の患者は優先される。この間、症状は昼食を抜いているせ
いか痛みは落ち着いている。
外が暗くなりかけた頃に診察室に呼ばれた。点滴しながら血液検査、
心電図、超音波検査、X線検査を受けると診察室の奥の部屋にある
ベッドの方へ移動。造影CT検査を受ける。
しばらくして救急医師が外科医を伴い検査結果の説明にくる。外科医
の方から「急性胆嚢炎です」との診断結果が示され、手術が必要です。
ついては2案があります。1案はこれから直ちに胆嚢摘出手術をする。
一瞬、体が熱くなる。2案は投薬などで炎症を落ち着かせ(1週間ほど
の入院)、後日に摘出手術する。どうしますか? 1案だとどの程度の
入院期間がかかるかとの問いに早ければ5日間ですとの回答。
この2案の選択肢であれば1案でお願いしますとしか返事しかない。
さっそく手術や麻酔にかんする説明があり、同意書に署名する。手術は
腹腔鏡手術で行うが、状況次第で開腹手術に移行する可能性があるとの
由。直ちに救命棟の病室へ移動し、白の紙パンツと手術用上着に着替える。
21:00 手術室へ移動。 早速、硬膜外麻酔の開始。横になって背
中に針を入れる。仰向けになってくださいとの声かけで体勢を変えたと
ころで意識がなくなる。
(22:00) 手術開始。 (25:00) 手術終了。