二ツ家稲荷神社

四ツ谷不動尊から旧東海道を進むと一里塚の道標があり、松並木が往時を偲ばせる。直ぐに右側に二ツ家稲荷神社がある。創建年代は不明で江戸時代前半か?その後、たびたび修理・再建を繰り返している。戦時中に海軍に土地を買収され、地元の町内会が現在の位置に移転し、お堂を改築されたそうだ。境内には藤沢市指定重要文化財になっている庚申供養塔が祀られている。寛文十年(1670)に創建され、高さ105cm、蓮辯型で造り出しの基礎部の上に別に台座を作り、その上部に正面向きの三猿像を載せている。


一里塚があった場所の標識




庚申供養塔

庚申供養塔と一緒に祀られている双体道祖神
天明元丑年九月吉日(1781)と刻されている

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