善光寺(その2)

仁王門を過ぎて山門へ向かう。両側にはお土産屋などが立ち並ぶ。山門の見学は本堂拝観後とし、案内所で一連の拝観券を購入する。案内所にはよく磨かれた牛の像。本堂は創建以来十数回もの火災に遭っているが、そのたびに善光寺を慕う全国の信徒によって復興されてきた。現在の本堂は宝永四年(1707年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されている。間口約24メートル、奥行き約54メートル、高さ約29メートルという国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれている。屋根は総檜皮(ひわだ)葺き。
内陣は約百五十畳敷きの広大な畳の空間が広がっており、本尊(阿弥陀如来)をお参りする。内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡りの入口があり、真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場だそうです。内部は本当に真っ暗で何も見えずに進むのが少し怖いほど。途中で何かに触れたが、それが極楽の錠前か定かではない。

仁王門から山門までの通り


山門

山門から仁王門を見る

案内所にあった牛の像

本堂


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